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今日は、アフィリエイターと呼ばれる人々が大好きな「報酬画面」について書いてみる。
前々から疑問に思うことがあるのだが、多くの人達はなぜ報酬画面を載せるのだろうか?
そして、なぜそれをわずかでも信じるのだろうか?
報酬画面を載せる理由はいろいろ考えられる。
自慢したい気持ちはあるだろう。
アフィリエイトは孤独な作業なので、誰かに誇りたくなる気持ちは分からなくもない。
しかし、本当に稼いでいる人なら、赤の他人に自慢はしない。
自慢しても何の得にもならないからだ。
例えば、私が1万しか稼いでいなくても100万稼いでいても、そんなことは読者や読者の生活に影響しない。
よくて「すごい!」と思われるくらいで、むしろ妬まれる危険性のほうが高い。
さらに下手をすると、税務署の調査対象になったり、ASPの規約違反になったりする危険も出てくる。
そもそも、そんな画面を切って貼ってしている時間のほうがムダだ。
時給1万円以上の人間が、そんなバカげたことをたかだか自慢のためにするはずがない。
ごくたまに交流が目的の人はいるが、それなら閉じた環境でやり、肝心な部分は公開しない。
なぜわざわざ、どこのASPを使っているかまで分かってしまうような画面を自ら晒してしまうのか。
結局のところは、読者に自分のことを信用させるためだ。
そして、読者に何かを買わせたり、何らかのサービスを利用させたりするためである。
端的に言えば「エサ」でしかないのだ。
この手の手法は、情報商材アフィリエイトをしているブログと情報販売のセールスページに多い。
それを喜んで見て、感心して、信用して、商材を買わされる…そんな人がかわいそうだと常々思う。
報酬画面がいかにアテにならないか、せっかくなので試しに1つ作ってみた。
これを書いているのが15日の夜中なので、日付は15日までとなっている。
そう、私はA8ネット単体で、半月に100万円(月収なら200万)も稼いでいる。
なんていうのは当たらずといえども遠からずなのだが、この画像は言うまでもなくインチキだ(笑)
見てのとおり、日別の報酬が1つも上がっていないのに、合計金額だけが100万円である。
誰が見てもインチキだと分かる画像だ。
しかし、タネ明かししなければ気づかなかった人もいるに違いない。
これはわずか5分くらいで急いで作ったものなので、よく見ると他にもおかしいところに気づくかもしれない。
が、もう少し丁寧に作りこめばもっとよいものはいくらでもできる。
報酬画面がいかに参考にならないか、特に初心者アフィリエイターは覚えておいてほしい。
なおASPに言わせると、報酬画面の掲載は基本的に禁止となっている。
OKらしいのは、JANet、アクセストレード。
ダメらしいのは、A8、バリューコマース、TRAFFIC GATE、リンクシェアのあたりだ。
そもそも管理画面というのは、アフィリエイターにしか見れないもので、それ以外の人間に見せるのは守秘義務等の都合により問題となるケースが出てくる。
まあ実際は金額だけを公開するパターンは黙認されてしまっている状態である。
が、ASPさえその気になれば規約違反だといって会員から削除することもできるのだ
そんなことをしてもASPの利益にもならないのでしないに決まっているが。
ネットサーフィンしているとたまに思いっきり商材名とアフィリエイト報酬を見せてしまっている困ったサイトがあるが、あれなどは完全に違反だ。
本当のスーパーアフィリエイターなら、アカウントを削除される可能性のあるような危険行為をわざわざ犯すというバカなマネは絶対にしないと思うが、いかがだろう。
以上の理由から、わたしは報酬画面を提示しないし、提示しているサイトの実績も全く信用しない。
初心者アフィリエイターを脱出したければ、まずこういった認識くらいは持ったほうがよいと思う。