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自動でペタを踏んでいく、うさんくさいサイトは何とかならないのか?(苦笑)
アメブロも対処すればいいだろうに…
お金にならないことはやる必要性もないということか。
ペタやコメントリンクで誘導することに一定の効果はある。
だが、その誘導先が1記事しかないペラブログで儲けになるとは思えない。
わざわざやるからには、少しは収入があるのだろうという気もするが・・・
ツールは一度設定すると解除するのも手間なので、たとえ儲からなくてもそのまま自動で動き続けている可能性も高そうである。
どちらにしても、迷惑極まりないスパム行為だ。
世の中、いろいろとグレーな手法があるわけだが、ここまで相手に迷惑をかけるとさすがに真っ黒だ。
1つ1つ晒していこうかと思ったが、その時間さえもったいない。
こうして、多くの人々の貴重な時間を奪う泥棒に等しい人間は、心を入れ替えてもらいたいものだ。
さて、うさんくさいと言えばこんなことが書いてあるサイトだ。
「現金製造機を手に入れる」
「初月○万円を得た方法」
「たった○日で○万円」
「ほったらかしで高収入」
聞き覚えがあるだろう。
というか、見に覚えがある人も多いだろう(苦笑)
今更記事にするまでも無いだろうが、せっかくなので書いておく。
現金製造機は存在しない。
いや、厳密にいうと存在はするのだが、衆目に触れるようなところには絶対に存在しない。
ましてや、1万や2万といったはした金で売っているはずもない。
そもそも現金製造機を買うという発想がおかしい。
自分で作るのが本筋のはずだが、怪しげなサイトやセールスレターを読んでいるうちに買いたくなってしまうのだろう。
しかし、そんなところで買うのは絶対にやめたまえ。
本当に現金製造機を買いたければ、サイト売買をしたほうがよい。
月収10万以上のサイトが当たり前のように売っている。
もちろん販売価額はその1~2年分に相当するわけだが(笑)
それでも怪しいサイトで1円も作れない製造機を買うよりよっぽど期待できるだろう。
初月○万円なんていうのも信用すべきでない。
報酬画面がアテにならないことは書いたが、そもそも月収なんていうものもいくらでも操作できるのだ。
例えば私がはじめたての頃に得た、ある月の報酬は20万円ほどであった。
「たった3ヶ月で報酬20万突破した方法」なんてレポートでも書けば、興味をもつ人もいるだろう。
でも、こんなのはすごくも何とも無い。
やり方は簡単。
PPCで広告を打って情報商材や高額アフィリに誘導しただけだ。
収入は20万だが、経費は10万以上かかっている。
最初の5万に関しては、経費だけで4万9千円くらいかかった。
実際の利益なんてわずか1000円だ(笑)
そこから利益率を上げるには工夫がいる。
それなりにノウハウも生み出した。
が、それにしてもかなりチンケなノウハウである。
(と、今の私が当時の私を見ればそう思う)
10万以上かけて20万稼いだわけだが、ここで遠慮せずにもっと広告費をかければ、さらに売上は上げられた。
月収○万円なんていう数字はいくらでも作れるのだ。
ただ、利益率が低く、手間がかかり、ストレスや罪悪感もあり、あげくの果てにはPPCの出稿条件が厳しくなったりとまったく割に合わないので、PPCによる高額アフィリからはすぐに手を引いた。
(あの頃はちょうどPPCが厳しくなる過渡期で、今にして思えば正しい判断だ)
これと同じ仕組みで、たった○日で○万円という数字もいくらでも作れる。
そして「たった○日で」なんていう人間は、大抵その期間しか儲けていない。
それ以外の期間は大した収入もないのを見逃してはならない。
「たった10日で30万円!」と聞いて「すごい」と思うか、「なんだ、10日以外は言えないような数字か。だったら一発屋の月収30万だな」と思うかは人それぞれである。
だが、その受け止め方にその人のキャパシティのようなものが表れる。
ちなみに私の場合は「10日で30万なら月収にしても100万ないのか。だったら大したことないな」である。
メルマガアフィリなら短期的な金額はもっと大きな数字になる。
特に情報商材系は1つ1つが効果だから、売上だけ見ればとてつもない数字が出る。
しかし前にも書いたように売上なんかいくらあろうが、利益が出ていなければ何の意味も無い。
楽天アフィリで100万売り上げていても、利益はたったの1万だ。
一流大手企業なら売上高利益率が低くても問題ない。
しかし怪しげなサイト運営者や情報販売者が利益を犠牲にして売上をあげるのは話にならない。
まやかしの「売上」という言葉に振り回されないようにしたいものだ。
ほったらかしで高収入もありえない。
うまくいきはじめるとかなり楽にはなるが、それでもメンテがいるからほったらかしにはできない。
さらに、初期の頃はほったらかしどころか莫大な作業量に追われてひたすら頑張る時期が必要だ。
ほったらかしでうまくいくのは先行者利益を一身に享受している、カリスマと呼ばれるような先行アフィリエイターたちである。
マルチ的な方法で稼いでいるインチキアフィリエイターや情報販売者たちもいるが(笑)
まっとうなアフィリエイター、特に後発組のアフィリエイターは日々必死のはずだ。
だから、上に挙げたような都合のよい言葉が書いてあるサイトを見ると反吐が出る。
いかに人を騙して、自分だけ儲けようとしているかが見て取れるのが腹立たしいのだ。
良心はなくしてしまったのだろうか。
人の不幸の上に立つ自分だけの幸せは儚いものである。
他人を幸せにしろとは言わないが、せめて不幸は撒き散らさないようにしてほしいものだ。
そして、本当に稼げる人はその方法を他人に知らせたりしない。
いや、知らせることはあるがそれはごく一部の身近な人間だ。
資本主義の世の中である以上、他人に知らせることで自分が稼げなくなることがほとんどだからだ。
不特定多数に、無料や安価で提供するなんてことはありえない。
あなたが逆の立場なら、信頼できて気の合う一定の仲間たちと共有するはず。
当たり前だ、ビジネスなんだから。
相手は絶対に選ぶ。
こんなことは考えれば誰でも分かることだ。
それを考えることさえしないから餌食にこそなれ、稼げる方の側には回れないのだ。
「多くの人に稼いでほしい」なんて書いている人がいる。
が、そのほとんどはそれでお金を儲けている人間である。
(中には本当は大して稼げない情報しか持っていない人もいる)
無料や低価格でうまい話にありつこうなんて甘すぎる。
お金を出せばうまい話にありつけると考えるのもあさましい。
稼ぎたかったら、まずは自力で頑張るべきである。
情報がほしかったら、信頼できる人間関係を構築すべきだ。
お金さえ払えば誰もが手にできるようなお手軽情報に価値はないことをしっかりと心に刻んでおいてほしい。
なかなか過激(?)なタイトルだが、初心者アフィリエイターの立場から見れば納得だろう。
いや、今の私から見てもそうなのだ。
さて、こうしたアフィリエイターのサイトによくあるのが「運営するサイトを見せてくれない」というものだ。
たまに「超」のつくスーパーアフィリエイターが「本物なら見せられるはずだ」などと言って、強気で公開していたりするのを見かける。
が、そんなのは強者だけが言える屁理屈だ。
自分の運営するサイト?
そんなの見せられるわけがない。
「超」のつくスーパーアフィリエイターと、それ以外の普通のスーパーアフィリエイターとでは、方法論が全く違うということを押さえておく必要がある。
同じスーパーアフィリエイターでも、天と地ほどの差がある。
「超」のつくスーパーアフィリエイターたちは、アフィリエイト黎明期の本当に初期の頃からはじめている。
当然ドメインエイジの古いパワーサイトをたくさん持っている。
ネットの世界では「古くからやっている」ことがものすごく大きな意味を持つ。
さらにネットの黎明期からサイトを持っている人はありえないほど有利な状態になっている。
例えば、有名なヤフーカテゴリのサイトを見てみよう。
ビジネス用途はお金を払えばいいが、一般のほうはわりと厳しい審査を乗り越えないといけない。
でも、昔のサイトはかなり低レベルのサイトでも平気でカテゴリ登録されてしまっている。
「これのどこが優良サイトだ?」
「更新もしておらず、見やすさもユーザビリティもない、ゴミサイトだろう…」
そう言いたくなるサイトがいくらでも見つかる。
昔はサイト数自体が少なく、競争も無かった。
そのため大した品質でないわりに高評価を得てしまう時代だったのだ。
たとえ一見さんが中心のアフィリエイトサイトでも、常連・ファンが多ければ多いほど有利なのは言うまでもない。
他の様々な面においても、昔と今では比較にならないことが多々ある。
また、彼ら・彼女らはすでに現時点で成功しているために、資金的にも時間的にもかなりの余裕がある。
そのため、「超」のつくスーパーアフィリエイターになると、プログラムを駆使したり、大量の記事をライターに書かせている。
もちろんSEOも(今後はともかく、これまでは)お金で何とでもなったし、サイトのデザインも専門のデザイナーに頼めばいくらでも綺麗なものが作れる。
そういう「超」スーパーアフィリエイターのサイトを見せてもらったとして、初心者に参考になるか?
絶対にならない。
もちろん勉強になる点はある。
だが、「実現する」という意味ではレベルが違いすぎる。
マネすることすらできないのが現実なのだ。
例えば「食べログ」というサイトは大抵の人が知っているだろう。
昔あれが始まってまだ有名になる前の頃に、私も「うまい!これはいけるはずだ」と思った。
そして同じような仕組みを別のジャンルで作れないか実験してみたことがある。
残念ながら…というか、当然ながら全く形にならなかった。
そもそも、最初のコメントが集まらない。
初期の書き込みをライターに頼もうとしても、そんなツテもなければ頼むお金もない。
SEOではうまく上位表示されないし、訪問者も来ない。
プログラムも作れないし、そんな知り合いもいない。
予想通り、食べログは超有名サイトにのし上がった。
そして似たような仕組みのサイトもいろんなジャンルで生まれた。
なのに当時の私のサイトは、今やバックリンクの1つである(苦笑)
そう。
中身やアイディアがいくらよくても、初心者では実現できないのだ。
が、こんなのはよくあることだ。
大抵のビジネスアイディアは、同じことを実行する人が絶対にいる。
そしてそれをいち早く実現させるためには、資本や力のある者が圧倒的に有利に決まっているのだ。
だから他の人に先んじられたからといって凹んでいては到底生き残ることはできない。
「先に実現できる」ところまで含めて考えるのがアイディアだからだ。
そうなると弱者は「強者にはマネできない(しづらい)アイディア」で勝つしかない。
そのため強者と弱者では求められるアイディアが違ってくる。
ランチェスター戦略ではないが、すでに十分な強者と後発の弱者とでは戦い方が全く違って当たり前だ。
あなたが強者なら強者のサイトをマネすればいい。
または、手間暇のかかることでも、資本を使い、人を使ってどんどん実現すればいい。
正攻法でどんどん攻めればいい。
でも、弱者は強者のマネをしてはいけない。
というより、マネしたくてもそれすらさせてもらえない。
弱者がやすやすと正攻法をやらせてもらえると思ったら大間違いなのだ。
私も今ではそれなりの年季があるが、超のつく後発組だ。
考えつく正攻法は全て強者に実行されてしまっていた。
まだ存在しなかったアイディアも残念ながら実現できず、しばらくすると別のスーパーアフィリエイターたちが実現していくという悲しい思いを何度もしてきた。
「これならうまくいく。そして人の役に立つ!」と思ったことを実現できない悔しさが分かるだろうか。
大事なのは「よいアイディア」ではない。
まず何よりも「まだ世の中に存在せず、その上で自分でも実現できるアイディア」なのである。
そしてさらに、より効率よく稼げるものでなければならない。
だから「超」のつくスーパーアフィリエイター以外の全てのアフィリエイターは、自分のサイトを簡単に他人に見せるべきではない。
強者のアイディアは弱者にはマネできないが、弱者のアイディアは強者も弱者も簡単にマネできてしまうからだ。
実際、見せなくてもマネ(違法コピーなど)されてしまうのがネットの世界の現実である。
弱者の戦略で重要なのは、後続に後追いをさせないことである。
見せるなら、マネできない状態にしてからにすべきだ。
その点、マネできないのが分かっていて、しかも他人に作らせただけのサイトを「自分のサイトはこれです。あなたもサイトを見せるべきだ」なんて言うスーパーアフィリエイターは卑怯だ。
弱者にとってはアイディアが全てなのである。
サイトそのものにアイディアが詰まっているから、見る人が見れば簡単に分かってしまうのである。
そして、他人に作らせることもできず自分で作るようなサイトである以上、その気になればマネするのも簡単だ。
こうした一連の行為は、強者をますます強者にするだけだ。
他人に作らせたサイトなどは見せていらないから、作った業者やライター、使っているツールやプログラム、そしてかかった費用などをぜひ公開してもらいたいものだ。
サイトを見ても分からない隠れた情報こそ、弱者との差なのだから。
などと言っても、彼らがそんな情報を開示するはずがない。
やはり本当に利益を生み出している核心情報は明かさないのがビジネスの基本なのだ。
情報商材や怪しげな塾で何でも教えてもらえると思っている初心者の人。
そんなに甘いものではないということを肝に銘じてほしい。
スーパーアフィリエイターの収入を考える上で、もう1つ重要なのが「継続性」である。
よくある「月収○万円稼いだ、スーパーアフィリエイターが教える稼ぐための裏技」などというタイプのサイトや情報商材があるが、あそこで言われている「月収○万円」が本物かどうかという話だ。
はっきり言ってしまうと、半分本当で半分嘘だ。
というのは、アフィリエイターに限らず多くの「自分を売りたい人々」は、自分に都合の良いデータを提示するのが常識だからだ。
チラシでもテレビCMでも、広告やセールスなどは、とにかくいいとこどりをして、よりよく見せるのが常である。
そんなのはもはや当たり前だし、誇大広告とも言われない範囲であれば好きにしていいのが現代というものである。
この場合、「月収○万円」が利益ではないことは前回話したとおりだ。
そしてさらにここでいう彼ら・彼女らの月収とは「ある瞬間の最大値」を示していると思って良い。
例えば、毎日アフィリエイトをしていると、たまたまアクセスを集めるサイトができたり、たまたまよく売れる商品を見つけたりすることがある。
そうした場合、普段は1万円だった報酬が10万円くらいになったりする。
でも、そうした特別な「当たり」は長くは続かないことが多い。
検索順位がグーグルハネムーンなどでたまたま上位になっただけだったり、運良くどこかのニュースサイトで紹介されたために数日だけアクセスがアップしただけだったり、見つけた商品が有名になって協力なアフィリエイターがサイトを作って抜かれてしまったり、いろいろな理由ですぐに報酬は「妥当なレベル」に落ち着くことになる。
すると、最終的には1万円だった報酬が2~3万円程度になるのが普通だ。
この場合、私なら「月収1万円が2万円になった方法」と認識する。
一時的なアップは役に立たないし、後々使えるノウハウと言えるものでないと、今後のサイト作りに生かせないからだ。
でも、多くのアフィリエイターは「月収を10万にする方法だ!」と思い込む。
本当に思い込んでいるか、自分を大きく見せるため・宣伝のためにそう表現するだけかは人によって異なるが、たかが「1ヶ月報酬を伸ばし、その後は1万円程度伸ばす」だけの方法を、さもすごい方法のように喧伝する。
もっとうまく売りたければ「たった3日の作業で、収入を10倍にした奇跡の方法」などとすればよい。
これだとついつい気になってしまう人も増えるだろう。
そのサイトに使った時間は3日だし、収入も10倍になっているし、偶然の産物だからある意味奇跡に違いない(笑)
なので、誇大表示にはならない。
中には、アフィリエイト以外の収入を計上している人間もいる。
例えば情報商材を作って売る場合、うまくやれば月収100万円なんてすぐに到達できる。
もちろん、広告費やアフィリエイト報酬で8~9割は吹っ飛ぶため、実際の利益なんて数えるほどだ。
それでも「売上を出した」という実績だけは手に入るので、そのためだけにやる人もいるくらいだ。
例を挙げだすとキリがないが、「継続的でない収入」を「月収○万円」と言っても、外から見た人には分からないのである。
だから、その相手が本当にコンスタントにそれだけの収入を得ているのかはきちんとチェックしないといけない。
数字だけのスーパーアフィリエイターなんて、いくらでも生み出せるのだから。
今の世の中、相手をうまく騙した者勝ちといった風潮がある。
騙すといっても犯罪にならない範囲で、自分を大きく見せたり、相手のためと見せかけて自分が利益を得ているような人が多い。
それで利益を得られる人もいるにはいるのだが、やはり大多数は被害に遭う人たちだ。
非常に悲しい現実だが、そうした被害に遭う人たちが1人でも減ることを願ってやまない。
そのために、今回の2回の記事が参考になれば嬉しいと思う。
今日はこれまで。
「月収○万円」「たった1回のメールで○万円」というような煽り、そして「報酬画面のキャプチャ」などをよく見かける。
ああいうのを見て「すごい」とか「うらやましい」と思う新米アフィリエイターは多いと思う。
しかし、あれには注意が必要である。
夢を壊すようで悪いが、簡単に儲かるほどアフィリエイトは甘くはない。
騙されているという見方もできなくはないが、
私に言わせると「勝手に都合よく理解している」というのが正しい。
そこで、正しい見方というか、現実というものを教えよう。
まぁ「科学」というほどのものでもないが(笑)
スーパーアフィリエイターの稼ぎがどんなものか紹介しよう。
まず、基本知識として2つほど必要だ。
1つ目、売上と利益の違いである。
別にアフィリエイトに限らず、売上と利益の違いは大前提として必要な知識である。
簡単に言えば、売上は経費などの諸費用を引く前の金額。利益は、実際に手元に残る金額である。
分かりやすく言うと、例えばDSのソフトを友達から500円で買って、それを別の友達に売ったら700円になったとする。
このときの売上は700円で、利益が200円だ。
そう、確かに700円がいったん手元に入ってくるが、実際に手元に残る(=得をした)のは200円である。
このとき、「よし、700円儲けた!」と思う子供はほとんどいない。
小学生でも分かる理屈なのだが、これを勘違いする大人が多いから困ったものだ。
では、月収100万円と言った場合、この100万円は売上と利益のどちらか知っているだろうか?
・・・もちろん答えは「売上」である。
そう、例えば99万円の宝石を買って、それを友人に100万円で売れば、売上は100万円になる。
これで、月収100万円の完成だ。
こんなバカげたことは現実にはないと思うかもしれない。
もちろん、仕入れが99%なんてバカげたことはない。特にアフィリエイトは仕入れが極端に少ないビジネスモデルなので、せいぜいかかっても「商品見本」「情報量や取材費用」「サーバ代やサイトの運営費用」くらいだ。
が、しかし。
スーパーアフィリエイターくらいになると、もう1つ大きな経費がある。
それが「宣伝広告費」だ。
稼いでいるアフィリエイターほど、この広告宣伝費にお金を使っている。
有名なのは「リスティング広告」と「ポイントバック」だ。
比較コムなどを見ると分かるが、検索をかけたときに広告が表示されている。
比較コムだけでなく、中小アフィリエイターでもPPCアフィリエイトとして活用している者は多い。
あの広告には、かなりの費用がかかる。広告の出稿を増やせば増やしただけアクセスが増えて売上が上がるので、そのぶん広告費もどんどん大きくなる。
また、げん玉などでは会員に「ポイント」を与えている。
アフィリエイト報酬が100円入るオファーだとすると、そのうち70円くらいを会員にバックするわけだ。
30円くらいが丸儲けになるぼろ儲けのビジネスモデルだが、売上に対する経費という意味ではかなり大きい。
もしここに「90円で広告を出せば、必ず100円で売れる商品がある」というようなオファーがあったらどうするか?
当然広告を出しまくるのが正解だ。
90万円の広告を出せば100万円売れる。
900万円の広告を出せば1000万円売れる。
9000万円の広告を出せば1億円売れる。
現実社会はそこまで単純ではないが、実際にこれに近いことはいくらでも起こる。
このとき、90万円の広告を出して100万売れた人が「俺は月収100万円のスーパーアフィリエイターだ」と言ったら、あなたはすごいと思うだろうか?
私は全く思わない。
なぜなら、利益を見るとたったの10万円しかないし、利益率がたったの10%しかなく、ネットビジネスとしてはあまりに費用対効果が悪すぎるからだ。
ただ、ややこしくなるだろうから、ここではいったん利益率や費用対効果の話は横に置いておこう。
覚えておいてほしいのはスーパーアフィリエイターといっても、100万売りあげてほぼ100万そのまま利益になっている人もいれば、100万売りあげてたった10万しか利益になっていない人もいることだ。
私に言わせれば「利益100万」からをスーパーアフィリエイターと呼ぶべきだと思うが、どうだろうか?
ちなみに私の場合、当初の利益率は9割を軽く超えていた。
つまり売上の9割が利益の状態だ。
が、途中から変にこだわりをもって記事を作るようになりはじめたため、取材費用がかなりかかるようになった。
そして、利益で100万を超えるくらいから手間をお金で買うようになり、利益率は極度に悪化した。
多くのスーパーアフィリエイターはアフィリエイト以外にも手を出しているが、あれは自動化したり人を雇って時間を産み出しているだけで、利益率は確実に下げている。
今では別のビジネスに力を入れはじめたということもあって、利益はざっと3割くらいだろうか。
さらに別のビジネスがまだ大幅な赤字なので、黒字のアフィリエイトと相殺するとほとんど利益がないという情けない状態なのだが(苦笑)
まぁ利益はなくとも楽しくやらせてもらっているので、これはこれでいいと思う。
それはそうと、おそらく通常のスーパーアフィリエイターの利益は、よくて売上の7~8割程であろう。
私は徹底的に経費をかけない方法を追求していたからこそ9割以上を出せただけで、スーパーアフィリエイターともなれば普通にやっていてもかかるお金がいろいろ出てくる。
取材を丁寧にしている人なら、5~7割程度、社員を雇うようになると人件費や社会保険などが必要なので、5割を軽く下回って2~3割になっている可能性が高い。(もちろん、その頃には売上が格段に増えるので問題はないが)
売上100万の偽スーパーアフィリエイターごときはわんさかいるだろうが、利益100万のスーパーアフィリエイターはかなり少ないのが現実だろう。
そこで問題は、あなたがどういうアフィリエイターになりたいかだ。
月100万売りあげて、利益が10万円のアフィリエイターなのか。
月20万売りあげて、利益が15万円のアフィリエイターなのか。
私なら、迷わず後者を選ぶ。
売上が少ないとあまり自慢はできないというデメリット(?)はあるが、やはり実利益が多いほうが得だ。
少なくとも、利益が全然ないような、売上だけの見せかけスーパーアフィリエイターを信用するのはやめておいたほうがよい。
そんなのは、ある程度の小賢しいテクニックさえあれば、誰でもなれてしまうものだ。
さて、長くなったので、基礎知識の2つ目はまた次回とする。
世間では月収7桁以上をスーパーアフィリエイターと呼ぶ。
が、実際はかなりいろいろなタイプがいる。
今回は最新スーパーアフィリエイター事情と題して、どんなタイプがあるのかをざっと伝えてみたい。
最も多いのは「法人」である。
上場している比較コムなどは有名だが、他にも多数ある。
比較コムの場合、2010年6月期の通期予想を見ると、売上高で9億3千万、純利益で5千万となっている。
IRを確認しつつ大雑把に考えると、売上高の半分程度がアフィリエイト事業によるものなので、4億程度のアフィリエイト収入があることになる。月収になおせば3000万超という、かなりの数字だ。
まぁ全体の利益率から利益率が5%程度と考えられるので、実際の利益は150万程度とかなり小さくなるが、それでも大量のアフィリエイト報酬を得ていることには違いない。
また、げん玉などのポイントサイトが数えきれないほどあるが、あれもアフィリエイト報酬を得て成立しているビジネスモデルだ。こちらもかなりの額を得ていると想像される。(面倒なので、細かいことは調べないが)
これらとは全く別に、個人からはじめて、事業拡大と節税対策のために法人化したタイプもいる。
半額以下.comなどが有名だろう。
ところで、最大手ASPの1つであるA8ネットの7月支払い分は、1位570万、2位230万、3位200万となっている。
同規模のASPは10社程度あり、どこかで1位なら他でもかなりの順位であることが考えられるため、上位は一部の「超」スーパーアフィリエイターが独占していると思ってよい。
例えば、5つのサイトで3位程度に入っていれば、それで1000万円を超える。
これには完全な法人やポイントサイトは含まれないが、個人から法人化したタイプが含まれるかはよく分からない。ただ、含まれていようといなかろうと、報酬は同程度だと考えてよいだろう。
そう、極めて一部の"超"スーパーアフィリエイターは8桁に到達しているのだ。
もちろん、そんなスーパーアフィリエイターはほとんどいない。
いても、翌年には検索エンジンの表示順位変更などで売上も大きく変動してしまうため、常にその位置でいるのはほぼ不可能だろう。
そもそも、そこまで稼げるようになったら、リスク分散の意味も含めて、確実に別のビジネスをはじめるに決まっている(笑)
ここでポイントになるのは"極めて一部の"という点だ。
A8は3位までしか公表していないので、別の某情報商材ASPを見ると、1位320万、2位270万、3位250万となっており、ここまでは大体同じだ。
さらに下の順位を見ていくと、4位から100万台、19位から90万台、44位から50万台、100位でぎりぎり30万と、みるみる下がる。
20位以内に入れば100万以上なのに、40位以内だとやっと50万以上ということだ。
いかに一部の上位アフィリエイターが多くを稼ぎ、残りの下位アフィリエイターが多数を占めるかが分かる。
それに個人会員のIDを使いながら法人と変わりないものも大勢いる。
純粋な個人アフィリエイターが1つのASPで月収100万円を「継続的に」稼ぐのはなかなか大変なことだ。
そのため複数のASPを併用して稼ぐことが必要になる。
それにしても上位に入るのは難しい。
かたや1つのサイトで200万以上、かたや複数のサイトで何とか100万。
スーパーアフィリエイターと言ってもピンからキリまでいるということだ。
また、法人化して社員を使っているスーパーアフィリエイターは別の考慮が必要である。
1人で月収100万の個人アフィリエイターと、3人で月収200万円の法人だったら、1人のアフィリエイターのほうが1人あたりの収入は多いことになる。
仮に3人で月収300万円だったとしても、法人化や雇用には様々な経費がかかるので、1人でやっているアフィリエイターには勝てない。
3人でやるなら500万くらいを目指さないといけないため、社員を使っているアフィリエイターはたくさん売りあげて当然なのである。
A8の上位がどちらのタイプかは分からないが、純粋な個人アフィリエイターが570万ならかなりすごいものの、法人化して社員も使っているアフィリエイターだと、同等の評価はできないという話になる。
そしてもう1つ、スーパーアフィリエイターには次の2つの分類があることを忘れてはいけない。
古くからの先行アフィリエイターと、最近始めた後発アフィリエイターだ。
ネットの世界では早く始めれば早く始めるほどメリットが大きい。(メリットの詳細は細かく書くとキリがないのでまたの機会に譲る)
そして、先行組と後発組の差はあまりに大きく、その差は絶望的なほどである。
実際、月8桁に到達するようなのは先行組ばかりである。
ほっておいても上位表示されるような超巨大パワーサイト。
すでに雑誌や有名サイトなどのあちこちで紹介され、誰もが知っているような超有名サイト。
そんなものを持っている先行組に、後発組が追いつくのはかなり難しい。
そのため、これからアフィリエイトをはじめるような後発組が先行組と同じやり方で同じ報酬を目指すのは不可能と思ったほうがよい。
まあ知恵と工夫でやれないこともないが、かなり難しいのは間違いない。
大事になってくるのが、後発組は後発組ならではのやり方を見つけることである。
先行組のスーパーアフィリエイターなどがこれみよがしに言っている方法論などを信じてやっても、成功することはほとんどない。
なぜなら、それらはランチェスターでいう強者の論理であり、また、多くは彼らが過去に稼いだ時代遅れの方法論だからである。
そもそも、ネット黎明期の"ゆるゆる"の簡単に稼げた時代で先行者利益を得てきた者たちと、この激戦の時代に弱小アフィリエイターからはじめてスーパーアフィリエイターになる者たちのノウハウは、全く別物だ。
今からスーパーアフィリエイターを目指すのであれば、根本的に違う方法論を持つべきなのである。
今日はここまで。